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~私たちの活動~

野生動植物保全フォーラムを開催

生物多様性に関する理解が深まる

 11 月28 日厚木市文化会館で、本会も運営委員会に参加している第10 回野生動植物保全フォーラムが開催された。参加者は約150 名、小林市長の来賓挨拶や県会議員、市会議員の方々の参加もあり会場は用意した椅子が足りなくなるほどの盛況だった。
 今年は、10 月に名古屋でCOP10(第10 回生物多様性条約締約国会議)が開催されるなど、生物多様性に関する話題が盛り上がった年だった。 今年のフォーラムでは、基調講演として環境省自然環境局生物多様性地球戦略企画室の川越久史室長補佐に来ていただき、名古屋であったCOP10 の様子とこれからの生物多様性の課題を話していただいた (写真) 。生物多様性については、マスコミの報道が盛んであったものの、川越氏の分かりやすい話で理解が深まったという参加者の感想があった。
 講演のあと、4 つの団体から活動の報告があった。一番目は、横浜市立もえぎ野小学校5年生22 名による学校近くの森での活動。二番目は東海大学教養学部北野忠先生の指導の下、学生による金目川の魚の調査報告。三番目は引地川かわくだり実行委員会による、10 年間の活動報告。汚いと思われる川をきれいにするために、まず川に入って中で遊ぶことを考える
ところから始めて生きものも戻ってきたという。最後は、横浜市青葉区で活動する「奈良川源流を守る会」による発表。都市化された中に取り残されたようにある鶴見川の支流の一つ奈良川の源流でわき水もある自然環境保全のために行政と交渉したり、調査活動をしたり都会ならではの苦労の報告だった。
 今年は、昨年までと違って、開会に先立って、口頭発表団体以外からも持ち寄られたポスターの説明の時間を設けた。特に昨年の口頭発表で評判の高かった向上高校生徒による説明は今年も好評であった。
 例年の高校生や大学生の参加に加えて今年は小学生も入って、次代を担う若い世代の参加がこのフォーラムの特徴となったようだ。
また、昨年に引き続き、本会代表の狩野さんの機転の利いた総合司会は好評だった。
 (青砥航次)
 
 


 

~私たちの活動~
神奈川工科大学から発信する
環境・エネルギーシンポジウム2010に参加

 11 月20 日、今年も神奈川工科大学から環境・エネルギーの情報が南極からの生中継を交えながら情報発信されました。
 当会も後援をさせて頂くとともに、K1号館フロアに当会の活動紹介パネルや、地元の美しい里山の多様な風景をパネルで発表、また外の日当たりの良い中央緑地公園にはソーラークッカー7機種を展示、お天気にも恵まれソーラークッキングの実践も見学して頂くことができました。 シンポジウムのメイン・K1号館12 階メディアホールでは、9 時30 分から主催者・小宮学長と来賓の小林・厚木市長の挨拶に始まり、神奈川工科大学の環境・エネルギーの取り組み状況など様々な発表がありました。
 中でも、当会の活動も交流させていただいている鳴海教授発表の「学部学科横断型環境教育の試み」、これは、環境に関心を持っている学生を対象に、環境問題の解決には多面的な知識が必要である事を知ってもらおうと、30 余名の先生方により行われているものですが、この発表を、是非拝聴したいと思っていました。しかし、展示の準備で、間に合わず参加できなかった事が残念です。
 午後からは、県環境農政局・石黒局長の挨拶にはじまり、光触媒や、東京電力の今後の取り組み、また南極昭和基地との回線接続による環境に関する意見交換が行われました。
 その後、学界、産業界、行政と様々な分野のパネラーで討論会が行われ、終了したのが17時ごろでした。その後の懇親会には、井上と狩野が出席させていただきました。
 今、世界的に高度化された科学をどのように一般市民へ伝えていくのか?大きな課題になっていると聞きました。市民は科学技術が本当に人類の幸福に繋がるのか?そういう素朴な疑問を持ちながの学習する良い機会であったと思います。
 
参加者:不破、井上、青砥、長岡、山中、鷺谷、城、佐藤、国方、池津、大関、加藤、狩野 
(狩野光子) 
 
 


 

~私たちの活動~

「2010 あつぎ環境フェア」に出展

 10 月31 日に昨年に引き続いて厚木市主催「2010 あつぎ環境フェア」が厚木中央公園で開催
され、当会はソーラークッカーの展示・実演をメインの出し物として
<ソーラーカフェ>ブースを出展した。
昨年は実演結果としての抹茶の提供が好評だったので、今年もしっかり提供すべく赤毛氈をかけた長椅子も用意して雰囲気づくりもし、準備万端整えて当日を迎えたが、前日からの台風模様で当日は曇天となり、実演を見ていただくことは出来なかった。しかしながらテント内の生物多様性に関るパネル展示も含めて、多くの来場者がブースを訪れソーラークッカーは熱心な説明聴講者も多かった。ソーラークッカーの説明に当たっては、太陽自動追尾の説明では回転台やミラーキャリアの動きをモーターで高速回転させて見せたことにより、見学者の興味をひきつけることが出来、地球温暖化におけるソーラークッカーの役目も理解して貰えたと思う。
   
(不破穣一)  
 
 


 

~私たちの活動~

★ 厚木市立依知南小での環境学習を支援

以下の要領で、神奈川県の依頼事業を実施しました。
 期日:2010年11月9日(火) 9:00~11:30
 参加者数:4年生2クラス76名 先生3名
 会場:同校集会室
 当会からの出席者:狩野、建部、藤田
 
   
ソーラークッカーの製作  完成したソーラークッカーでゆで卵を調理
 
 


 

~私たちの活動~

厚木市内の二酸化窒素濃度調査



★ 2005年~2010年(6月,12月)のある1日のNO2 濃度の測定値

 厚木市内で簡易測定したNO2
濃度の値を下の表に示します。
 右の図は半年ごとの各測定日
における平均値をプロットしたも
のです。自動車排気ガスが原因
のNO2濃度が改善されているこ
とが分かります。
 このことは、厚木市の環境報告
書(市役所環境総務課)でも述べ
られています。

 
 
 24時間暴露捕集/NO2簡易測定器(エコアナライザー)による定量分析結果     (ppb)
   2005 2006 2007 2008 2009 2010
5.12 6.06 6.12 7.06 7.12 8.06 8.12 9.06 9.12 10.06 10.12
金田交差点 54 36 40 38 42 42 26 26 20 28
相模大橋際 54 40 30 48 30 40 22 16 20
荻野新宿交差点 36 24 30 32 22 29
市立厚木病院 67 32 44 54 14 38 46 34 32 10
厚木バスセンター 38 20 22 42 38 38 14 26 28 26
市立厚木小学校 26 22 16 26 14 22 20 8 14
妻田西2-6-22 24 22 24 2 20 10 16 14 14 8 10
妻田西1-7-3 32 26 18 22 14 14 18 14 8 12
松枝2-5-17 38 22 26 46 50 10 16 16 14 6 10
水引2-6-29 32 26 20 38 48 42 42 36 32 16 26
栄町2-6-28 54 30 24 20 42 20 24 20 26 10 14
恩名421-2 44 81 56 22 30 40 32 42 30 26 22
恩名33 38 56 36 16 26 30 34 26 22 18 26
船子576 54 71 32 12 20 38 34 34 14 34 26
岡田3002 46 38 38 8 18 16 32 34 26 10 22
反町3042 38 32 26 10 16 12 24 32 16 14 12
中町1-4-3 24 26 38 4 14 14 26 22 16 8 14
中町3-17 32 28 28 20 22 20 26 24 14 12 14
恩名824-1 32 22 26 14 26 10 20 18 14 4 10
恩名1505 28 14 26 24 28 12 14 18 14 4 10
沖原1557 26 18 26 44 28 4 14 14 14 4 10
温水西2-25 16 18 20 14 28 4 8 8 8 8 14
毛利台1 28 16 24 10 36 6 12 14 8 2 12
愛名538 16 14 20 14 20 4 8 8 6 4
旧青学 12 14 20 12 20 4 14 8 4 2 4
森の里2-11 12 10 18 10 14 4 10 8 4 2 4
 
 


~私たちの活動~

~井戸端会議を開きます~
 


 

~私たちの活動~

みんなの環境展2010
(みんなの環境 第27号より)


みんなの環境展2010を振り返って

 
代表 狩野光子

 第6回目の「みんなの環境展」(実行委員長・青砥航次)は、厚木市が初めての市民協働事業の第1号として、食と環境をテーマに6月26、27日、厚木市文化会館で開催しました。
環境問題はあまりにも多岐にわたり、複雑に絡み合っていて何が問題なのか?どうしたら良いのか?具体的に分かりにくいのが現実です。今回は身近な“食”を取り上げました。
 私たちは誰でも毎日、食事をする事によって命を繋いでいます。1日3食とすると、1年間に1,080回、80歳まで生きるとすると、なんと8万6,400回もする事になります。
とりわけ、日本のように食料を海外に依存していると、信じられないくらい地球規模で環境に負荷を与えています。
また、日本人の持つ美意識?が、食の安全から食の衛生へと傾き、日本人が摂取する添加物の量は年間1人4㎏以上、農薬、除草剤の使用量も世界一といわれ、これでは日本人が丸ごと薬品漬け?の状態になってしまっている不安を感じます。
人間は60兆以上の細胞で成り立っているといわれていますが、人の細胞に優しい生活は、他の生物にも優しいし地球にも優しいのです。そんな生活をするためには、事実の中の真実を知りこれを真摯に受け入れなければ、便利な生活からなかなか抜け出せません。
日々、環境に優しい生活スタイルを積み重ねていくため、より洗練された向上心が培われればと願いこのテーマを具体化しました。
フランスのドキュメンタリー映画『未来の食卓』を上映。食品添加物ジャーナリスト・安部司氏の『食品の裏側』は実験を交えての講演。パネルデスカッション(司会進行・井上允)では、弁護士でダイオキシン、環境モルモン対策国民会議・事務局長の中下祐子氏、JAあつぎ代表理事組合長・井萱修巳氏と、当会からは私が参加し「安全な食を子供たちに」というテーマに沿って、それぞれの立場で有意義な意見交換を行い聴講のみなさまがたにも問題提起しました。
4階集会室では26、27日の両日、太陽と大地の恵みを、みんなの手作りパネルで発信しました。「子供たちへ美しいふるさとを残してあげたい!」と近隣で環境保全活動を行っている仲間たちの活動も紹介しました。
2日間にわたり500名以上来場した市民のみなさんが「食」に関して何かを掴んでいただければ主催者としてありがたく思います。厚木市・環境総務部、協働安全部には全てにわたり援助と協力をいただきました。また、JAあつぎをはじめ、この事業に賛同され出展いただいた各団体、ボランティアのみなさんにも深謝いたします。
来年度は、「水と環境」をテーマとして取り組む予定で、平成23年度厚木市・市民協働事業の審査に臨みます。ご協力とご支援よろしくお願いいたします。

 
 


「食」に一石を投じる

 
  ドキュメンタリー映画「未来の食卓」は、小林常良・厚木市長、安部司氏、パネラーの中下裕子氏、井萱修巳氏を始め多くの市民が鑑賞され、関心の高さを伺い知るとともに日本の食を考えるよい機会となりました。
 午後は、小林市長と本会の狩野代表の挨拶に続き、安部氏の基調講演「食品の裏側」。日本の「食」の現状、添加物が日本の食文化を壊していること、特に添加物が子どもの味覚を壊していること、などが実演を交えて面白く解説され、聴衆の多くは食品添加物への関心を一層深めることができたのではないかと思います。
 続くパネルディスカッションでは、パネラーに弁護士の中下裕子氏、JAあつぎ代表理事組合長の井萱修巳氏、本会代表の狩野光子が「安全な食を子どもたちに」というテーマでそれぞれの立場から事例発表、問題提起、ディスカッションを行ないました。(写真)
 狩野代表は、自分たちにできることとして、市内の生産農家2戸から旬の野菜を1ヶ月に1回1籠1000円で届けてもらう地産地消運動を6年前からスタート、現在2つのステーションで継続していることを報告。
 井萱氏からは、JAあつぎが各支所の直売所やファーマーズマーケット「夢未市」、及川の「グリーンセンター」などで市民に新鮮な地元産農産物を供給しているほか、抜き打ちで農産物の残留農薬検査を行ない安全性を確認していること、生産者には農産品目毎の農薬使用も含めた栽培記録をつける指導を行なっていることなど安全・安心な食の提供への取組が報告されました。
 中下氏は、子どもたちの異変と化学物質、ネオニコチノイド系農薬や有機リン系農薬を始め家庭内殺虫剤、シロアリ駆除剤などによるヒト・環境汚染、特に10年前から国内でも使用され始めたネオニコチノイド系農薬はニコチンと同様な毒性をもち、ミツバチの蜂群崩壊症候群(CCD)の原因とも疑われていること、日本におけるネオニコチノイド系農薬物質アセタミプリドの食品残留基準値が欧州に比べて50〜500倍と異常に緩いこと、などショッキングな内容を報告されました。
 ディスカッションでは農薬についての話題が中心になりましたが、生産者(農家)に対して適正使用(登録農作物以外の使用禁止、使用回数、使用希釈倍率の遵守など)の徹底をはかりつつ、減農薬への移行が必要であること、消費者が虫の食害のないきれいな農産物を求める現状から、食害のある作物ほど安全な証拠であるという意識改革をする必要があること、“減農薬”をうたい文句のネオニコチノイド系農薬は、昆虫類の神経系に作用するもので、ヒトにも影響を及ぼす恐れがあるので、生産者(農家)に問題提起と啓発をしていく必要があることなどが話題となりました。今後、消費者である私たちも身の回りにあふれている“農薬”には一層の関心を寄せなければなりません。最後に今回の映画、講演、パネルディスカッションは、これからの「食」について、一石を投じ、一人ひとりが考える良い機会になったのではないかと思いました。
(6月27日、小ホール)
 (井上 允)
 
 

環境への願い 短冊に環境への願い 短冊に
環境の願い 短冊に

 みんなの環境展も6回目を迎え、厚木市との協働事業による開催となった今年、手作りながら今までよりは見栄えの良い展示にしようとがんばって見ました。

 馬子にも衣装という言葉がありますが、平面展示物はほとんどパネルに入れて会場内の統一性を出すようにしたことです。全体の約半分をテーマの「食と環境」特に「農」に焦点を当て系統的な展示に心がけました。

 農の基本は自然の循環の中にうまく位置づけることで安全安心良質な食を得ることです。

 自然のしくみ ―里山里地環境の中で行われていた従来の農業― ―現代にそれを生かす工夫と地産地消― これらは地域に限られたものではなくグローバルにも意味のあること、というような展開にした展示は参観者にどのような印象を持っていただけたのでしょうか。

 1日目の午後、地元農家の牧田さんを囲んでの井戸端トークでは20人近い方の囲みができて中身のある話し合いができました。

 その他の展示では、厚木市の環境活動、太陽エネルギー(太陽光発電・ソーラークッカー)、厚木の生き物から生物多様性を考える、本会や地元で活動する団体の発表などがあり、毎年の積み重ねの経験から洗練された展示となっていました。

 今年ユニークだったのは、七夕を控えていることから会場に竹飾りを立て、来場した方に環境への想いを短冊にして下げて貰ったことです。多くの人たちがそれぞれ良い環境を願った様々な思いがこの竹飾りで一つにできたことが主催者にとってはうれしいことでした。
   
 若い方たちから熱心に質問された
 
 厚木の自然も関心が高い
 
 環境への願いを七夕の短冊へ
(青砥航次)


食への想い広がる

 
   
 開場と同時に受付は混雑  あいさつする小林常良・厚木市長
   
 安部司氏は実験を交えての講演  太陽光発電は来場者の関心が深い
   
 七夕かざりは子ぢもたちにも人気  実験はいつも人だかりができる
   
 
映画「未来の食卓」と安部司氏の講演「食品の裏側」に多くの方たちが“食”を見直した 


~私たちの活動~

みんなの環境展」2010 来場者アンケート


6月26・27日に行った「みんなの環境展2010」でのアンケート結果です。今後への参考にさせていただきます。有難うございました。

みんなの環境展2010
       2日間の来場者数484
       スタッフ参加78名(環境総務課3名も含む)
       延べ参加者=562名

 ●アンケート 220名に配布・・ 83枚回収(回収率37.2%)
       ・地区では、厚木、愛川、清川が53名でもっとも多かったが横浜や川崎など遠方からも
        来ていただいた。
       ・年齢別は40才から60才が47名、20才から40才が15名で若い方も多く参加して
        頂いた。
       ・環境展を何で知ったか?は口コミが33名、厚木市広報19、ポスター、チラシ16名、
        マスコミ(毎日新聞、タウンニュースなど)14名であった。 

 ■環境展・・パネル展示(4階集会室)入場者数
        26日、27日  合計 154名
    ■展示について
    ① 大変良かった   27名
    ② 良かった      24名
    ③ 普通         2名
    ④ 期待はずれ     0
    ⑤ 悪かった       0
    来場者の声から=・もっと多くのグループからの参加を希望します
               ・説明を受けましたが良くわかりました。
 ■小ホール(27日)
  映画上映 139名
    ① 大変よかった  33名  
    ② 良かった    17名  
    ③ 普通      2名   
    ④ 期待はずれ   0
    ⑤ 悪かった    0
    来場者の声から=・農薬、添加物、配合肥料だけが病気の原因となるのではないと思う。
                映画だと、これらに問題転化しているように見えてしまうのが気になった。
               ・パルジャク村の取り組みは素晴らしいですね。
                小林市長、是非、厚木も見習ってください
■シンポジウム 191名
  「食品の裏側】安部司氏講演
    ① 大変良かった  53名
    ② 良かった    16名
    ③ 普通       2名
    ④ 期待はずれ    0
    ⑤ 悪かった     0
    来場者の声から=・先生へ質疑応答の時間が欲しかった。
               ・分かりやすくて楽しくて非常によかった。
【安全な食を子供たちへ】パネルデスカッション
    ① 大変良かった   38名
    ② 良かった     15名
    ③ 普通        5名
    ④ 期待はずれ     0
    ⑤ 悪かった      0
    来場者の声から=・農薬の規制、政治に早く取り上げて頂きたいです。
               ・食をまもるという事は、農をまもるという事に・・考えさせられました。
               ・内容もよかったですが、先生方の一言一言に会場のどよめきがあって、
                感動しました。
                このような催しをされた、団体の方々に、感謝です。
               ・有意義な一日でした、ご苦労さまでした。ありがとうございました。
              他、全体的に、もっと多くの方に来てもらいたかったという声が多かった。

以下のアンケートから抜き出してみました。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
■アンケート集計

・お住まい  ・厚木・愛川・清川 53名
        ・県央        11名
        ・湘南         4名
        ・横浜・川崎     4名
        ・その他        9名

・性別    ・男         23名    ・ 女         54名

・年齢   ① ~20歳=0 ②21~40歳=15名 ③41~60才=47名 ④61歳以11名

・環境展を何で知りましたか?
       ①厚木市広報 19名 ②チラシ・ポスター 16名 ③HP 1 名 ④知人 33名
       ⑤その他     14名(晴れ屋・毎日新聞・タウンニュース)

・食は全てそう考えて生活しているが、農薬を使う→野菜・土の免疫が落ちる→それを食する私達も免疫が低下→痛いこういう連鎖は避けたい。私が15年前から係わっている会社は水(飲料水、途上中の水、植物の水、)が持つ力を変える技術がこの連鎖を止める効果があると感じている。ただし販売はネットで世に出にくい。こういう技術も利用活用を考えても。。ハーバード大も研究中であり命は水からという視点もあると思いました。

・良いお話を伺えて実りあり考えさせられる。ありがとうございました。

・農薬の規制、政治に早く取り上げて頂きたいです。

・夢未市のことが良く分かりました。

・曲がっているきゅうりなど美しくない野菜を安く売ってくれれば、それを買う人は多いと思う。

・食をまもるという事は、農をまもるという事に・・考えさせられました。

・中下先生のお話は本当に勉強になりました。ますます意識が高まりました。

・内容もよかったですが、先生方の一言一言に会場のどよめきがあって、感動しました。このような催しをされた、団体の方々に、感謝です。

・中下祐子氏の話は説得力もあり、とてもためになりました。

・中下弁護士の提案に共感しました。応援していきたい。

・農薬については、薬品会社との癒着がある限り、制度が変わることは大変むずかしい。できる事は消費者が賢く選ぶ目を持つことだと思う。

・農産物生産者や子育て中に母親(専業主婦ではない方)も出席されると良かったと思う。

■D展示「私達の活動」展示について
   テーマ
   ①大変良かった 27名 ②良かった 24名 ③普通 2名 ④期待はずれ 0 ⑤悪かった 0

   出展団体
   ①大変良かった 20名 ②良かった 23名 ③普通 4 ④期待はずれ 0 ⑤悪かった 0

   内容
   ①大変良かった 21名 ②良かった 21名 ③普通 2名 ④期待はずれ 0 ⑤悪かった 0
   ・もっと多くのグループからの参加を希望します
   ・説明を受けましたが良くわかりました。
   ・色々大変ですね。ご苦労さまです。

■E「みんなの環境展」について会期、内容など。ご意見をご自由に
・広報の方法を再検討され、より多くの参加者が集まれるよう(全住民が考えるテーマだから)、工夫が必要。具体的な内容、テーマも事前発表する。
・パネルデスカッションに何となく参加しましたが大変内容がよく、出席して良かったです。
・ミツバチの話は初耳で原因不明と思っていましたが驚きです。
・PR不足と思いました
・とても分かりやすく、自分達の生活の中にある身近なテーマだったので大変満足できる内容でした。興味がありこの場に足を運んだ人以外のたくさんの人に知って欲しい内容でした。
・次回はもっとたくさんの人を誘ってきたいです。
・中下先生のお話とても良かったです。阿部先生の本、早速読ませてもらおうと思いました
・お茶の残留農薬の値にびっくりしました。
・あつぎ環境市民のみなさま、ありがとうございました。多くの人に伝えたいと思いました。
・数年前、「食品の裏側」の本を読んで添加物を意識して生活するようになったので、安部司さんの講演が聞けて嬉しかったです。
・パネルデスカッションでは、中下弁護士のお話が大変興味深かったので、またお話を聞ける機を作って頂きたいです。
・「ひとり、ひとりができる事をやっていく」消費者の行動が変えていく力になる。
・知らないことが知れてよかったです。
・シンポジウムも3者それぞれお話が良かったです。
・安部先生の講演、おもしろおかしく、あっと言う間の時間でした。もっと話が聞けたら良かった思いました。
・映画、基調講演、パネルデスカッション、とても良かったです。今後も続けて頂いて、多くの方に知ってもらいたいと思いました。
・今、二人目を妊娠中です。これから産まれる子供世界中の人々に「安全な食」「環境」を伝えられる世の中になってもらいたいです。
・せっかくの環境展故、冷房温度を考えて欲しかった。日々の生活の中にエコを取り入れていくべきですね。
・時間厳守で終了すると良かった。もう少しゆっくりみたかった。
・見やすかった
・有意義な一日でした、ご苦労さまでした。ありがとうございました。
・新聞などへ投稿、寄稿を是非。特に中下さんのご活動を。
・学校、病院、施設などでの食品について心配ですね。時代の流れで子どもたちが(危ない)心配ですね、日々安心、安全な食品、環境は大切ですね。
・国も国民1人1人の命を大切に・・輸入も考えて欲しい。害の商品は売ってはいけないと指導して欲しいですね。
・これからの活動に期待します。
・こういう会があるのを全く知りませんでしたが知人から誘われてきましたがとても内容がよく、充実してました。
・お昼をまたぐ時間帯の設定で、農業食のイベントであるならば、お昼の斡旋もしていただけると助かります。このようなイベントでありながら、お昼は出所が良く分からない一般飲食店と言うのは矛盾していませんか?
・時期も良く、詳しく丁寧に説明をしてくれて勉強になりました。
・政策基本法・子供環境保険法の制定に小さな力をどうしたらよいでしょう?
・充実した内容をもっと多くの人に知ってもらいたい。人を集めるご苦労に敬意を表します。
・日本もこのような事に興味があって安心しました。もっと今後の活動が大きくなる事を願っております。
・2日間に渡り、とても勉強になりました。ありがとうございました。
・まずは知る事。そして考えるこういった機会。大変勉強になりました。
・大変勉強になりました。
・食の安全の意識が高まりました。
・太陽光発電やソーラークッカーなど、大変興味深い内容で勉強になりました・
・初めての参加なので、参考にさせていただきました!
・展示を拝見したり、ご説明内容を伺って、改めて1人1人の意識を変えることが必要だと感じます。私はご近所さんと手作り石鹸をとうして、大切な水へ地球の負荷をかけない生活を目指しています。今後この会でも石鹸、脱合成洗剤の取り組みをお願いします。
・今後の発展を期待します
・市民協働事業であるのに、市の宣伝が足りないと思う。
・この年になって時折(2ヶ月に1度ぐらいの割合)でコイケヤのポテトチップスなど無闇に食べたなる己がいる。この事は既に添加物の味に慣らされてしまったからか?昔のポテトチップスにはこんな味がなかった事は確かだが。
・今回の集いは非常に良かった。

以上

 
 


 

~私たちの活動~

自然再発見 荻野川の野鳥観察会


自然再発見 荻野川の野鳥観察会

 案内 *櫻井 武
〇実施日時 :平成22年5月1日(土) 8時30分から15時まで
〇観察場所 :荻野運動公園散策路および荻野川(金山橋から広町公園の間)
〇参加者 :20名
〇西山を守る会荻田様から参加者の皆様へと託された地元産ヒオウギの種を配布しました。
〇長岡様から山野草について解説もいただきました。クマガイソウ、キンラン、ジュウニヒトエ、ヤブレガサ、フジ、イタドリ、スイバ、ミクリ、ユリノキなど。
散策路 ソングポストの案内 (8:30〜10:00)
 〇無道沢から第3展望台/ 1)サシバ 2)キビタキ 3)コゲラ
 〇尾根路一帯/ 4)オオタカ 5)サンコウチョウ 6)キビタキ  7)ウソ
 〇洞窟前 —散策路入口/ 7)オオルリ 8)フクロウ 9)アオバヅク(散策路出口)
荻野川 金山橋から広町公園の間(10:30〜15:00) 
〇金山橋下流 田の崖/・カワセミの巣穴、ダミーを含め2穴(赤土が露出したらすぐ巣づくりを始めた) 〇銀座金山上空/・ヒヨドリ・ハシボソカラス 5×4群・ツバメ
〇川岸 葦の根元/・カイツブリ 親 2 ヒナ(3)  備考: 一時(5)うち(2)は2日後不明。
・ イソシギ ―上空― オナガ 〇銅座橋/・イソシギ ・セグロセキレイ ・ハシボソカラス2 (アンテナ塔に作られている巣 ヒナ 3) 〇無道橋下流/・ヒヨドリ ・スズメ ・ムクドリ コジュケイ(s) ・ツバメ ・カイツブリ(2)うち1は巣ごもり中 ・バン1 ・ツバメ ・カルガモ(餌づけされている)  〇広町公園(改修工事済み)/・ヒヨドリ ・メジロ ・ムクドリ ・ツバメ  備考:本郷橋左岸高台のクスノキの大木2本伐採。
まとめ 夏鳥の本格的渡来までのほんの一瞬、新緑に包まれた静寂な散策路はメジロ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ヤブサメ、ウグイスなどのさえずりが聞こえていた。ヤマヒルの姿を見て大声を上げる人もいたが被害は無く、荻野里山の自然の中で楽しい時をすごすことができた。 
  
 *さくらい  たける=あつぎ環境市民の会 荻野里山野鳥ごよみをつくる会 厚木市鳶尾在
 
 


 

~私たちの活動~

みんなの環境展」2010を開催

    
   
「みんなの環境展」2010

6月26日(土)、27日(日)の両日、厚木市文化会館で

環境月間に合わせて開催

 今年の「みんなの環境展」は、これまでの1月開催から環境月間の6月開催としました。内容も「食と環境」をメインテーマに計画をすすめてきました。
「みんなの環境展」2010は6月26日(土)、27日(日)の両日、厚木市文化会館で開催されます。内容は①オーガニックな学校給食を進めるフランスのドキュメンタリー映画「未来の食卓」の上映。②基調講演は、65万部を突破するベストセラー『食品の裏側』(東洋経済新報社)、『なにを食べたらいいの?』(新潮社)や昨年12月の新刊『安心な食品の見分け方』(祥伝社)の著書で有名な、食品添加物評論家・安部司氏。「食品の裏側」をテーマに実験を交えてご講演いただきます。③厚木市に地元農産物の直売所「夢未市」を開設、産直を実践しているJAあつぎ井萱修己組合長。有害化学汚染物質を削減する政策を提言するなどの環境問題に尽力している中下裕子弁護士を招いて、「安全な食を子どもたちへ」についてのパネルデスカッション。④食と環境をテーマにパネル展示、当会が永年継続測定している厚木市内各所のNO2の調査報告。厚木市や近隣で活動する環境関連団体も出展します。

 
 
安部 司氏
     今年は厚木市との協働事業

  この企画は、厚木市の初めての試みである「市民協働事業提案制度」に応募しました。昨年春のプレゼンテーションからはじまり、2度の審査を受け、そして多くの市民からの提案の中から採択されることになりました。
いろいろと試行錯誤を重ねて5月13日、市と協働事業に関する協定書を交わしました。今までとは若干異なるプログラムとなり、規模も大きくなりました。市は任意団体と初の協働事業で、その行方に大きな関心を持っています。昨年の県との共催とちがい、とまどうことが多いですが万端の準備を整えて開催します。みなさんの協力をお願いします。
      (長岡 恂)
 
 
 


   

~私たちの活動~

環境対応型太陽エネルギー利用シンポジウム

 神奈川工科大学で開催

 市民生活の中に太陽エネルギー利用が急速に進んできていますが、1月23日(土)、神奈川工科大学で太陽エネルギーシステム研究開発センター(所長:森武昭副学長)の研究者によるシンポジウムが開催されました。研究発表のほか厚木市の補助制度、当会、東京ガス、東京電力、昭和シェルソーラーによる講演などがありました。
 当会はこのシンポに協賛、活動報告や受付のお手伝いのほか、聴講者としても参加しました。会場のメディアホールには150人を超える研究者や技術者、市民、報道関係者などが熱心に研究成果や講演に耳を傾けていました。
 この中で電気分解により発生させた水素により農業用ハウスの暖房を行う研究が披露され、重油を燃やす方法では、CO2の発生とともに熱の多くは外部へ排出されるのに対し、水素燃焼方式では暖められた水蒸気が温室内に排出されるために、温度、湿度が一定レベルで非常に効率の良い暖房ができるとともに、栽培する野菜などに水素が良い効果を与えるとのこと。研究では商用電力を利用して水素を発生させていますが、これを太陽電池パネルで発電した電力を使えば、CO2を排出しないシステムができるため、これから有望な分野という印象を受けました。
 写真は、同大学が素材の違う3種類の太陽電池、三菱重工製(微結晶シリコンタンデム型)、京セラ製(多結晶シリコン型)、昭和シェル製(CIS化合物型)を壁面に取り付けて性能評価を行っている模様です。更新などの際にネックになってくるサイズ、取り付け方法、出力電圧、屋根との一体型パネルの標準化など、課題克服もこの研究で前進することを期待しています。
 (井上 允)