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知事と語ろう!神奈川ふれあいミーティングンに参加
多くの方の頑張り 心強く感じる

狩野光子

 平成20年11月6日、厚木市文化会館小ホールにおいて、「知事と語ろう!ふれあいミーティング」が開催されました。あつぎ環境市民の会は、当日の事例発表依頼をうけ発表内容を定例会で討議し「地産地消とソーラークッキングの実践」をテーマに発表することにしました。準備した50枚あまりの画像を使用して、日々のみんなの活動を発表させて頂きました。
 今年度のふれあいミーティングのテーマは、“神奈川から『地球復興』を!~地球温暖化に向けて、今、できること~”。地球温暖化のビデオ上映、知事からテーマの説明がありました。松沢知事はクールネッサンス(涼しく、復興)の取り組みの方向性を具体的に、市民でも分かりやすく説明をしてくださいました。
 中でも印象に残ったのがEVプロジェクトで、温暖化の原因に大きな影響を与えている車社会のシステムを変えようとする姿勢でした。
 また、誰でもすぐ出来ることとして“NO”レジ袋キャンペーンの実施や、白熱球利用、太陽光の利用の薦めなど盛りだくさんでした。

地産地消とソーラークッキングの実践を報告する
 あまり時間が残されているとは思えない温暖化問題ですので、私たちとしても出来る事を大いに実践し薦めていますが、電気自動車の電気は何から発電されるのだろうか?太陽光パネルのリサイクル技術はどうなっているのだろうか?蛍光灯に入っている水銀は微量とはいえどうなるのだろうか?と不安が無いわけでもありません。
 しかし現実問題として、今すぐに、江戸時代に戻れないジレンマを感じながらも、少しでも環境に優しい生活スタイルを身につけて行きたいと思っています。
 知事をはじめ、多くの方が頑張っている様子がわかり、安堵感と心強く感じたひとときでした。最後に県央地域県政総合センター・企画県民部県民課の職員の方々に大変お世話になりました。当日、応援に駆けつけてくれた仲間達と共に感謝申し上げます。

~私たちの活動~
愛甲公民館・夏休み環境体験教室の実施
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 子ども達の夏休みに合わせ、7月28日、「ソーラークッカーを作ろう」の教室を開催し、ソーラークッキングをしました(写真)。
 誰しもが、太陽熱で煮炊ができることは、不思議としかおもえなかったでしょう。それが1時間半あまりで、ご飯が出来、茶筒でゆで卵ができてしまうことに、驚きと大きな喜びに誰の心にも写ったことでしょう。便利な世の中になればなる程、商業ベースにのせられた生活が、当たり前になり、自然の恵みの豊かさとは縁遠くなり、困った現実なのかも知れません。
 でもこのチャンスを私たちは与えて頂いた事で、生活の一部に取り入れて楽しい暮らし向きに少しでも変えて、一人ひとり環境にやさしい生き方のヒントになれば嬉しい限りです。
 次回もソーラークッカー使用で勉強会をさせて頂きたいという声がありますので、今から予約をお願いするところです。心から感謝申し上げます。
(牧田啓子:あつぎ環境市民の会 愛甲公民館文化振興委員長)

  注目されました!
「2008あつぎ環境フェア」に出展

 昨年に引き続き、11月2日(日)に厚木市主催の「あつぎ環境フェア」が今年も中央公園にて盛大に開催され、5つのエリアで35のブースが地球環境改善活動のキャンペーンを繰り広げた。

 あつぎ環境市民の会では、「地球温暖化防止エリア」の昨秋と同ポジションに、一段と大掛かりに「ソーラーカフェ」ブースを出展し、各種ソーラークッカーの展示・実演を行い、クリーンエネルギーの活用、CO₂排出の削減を訴えた。 当日は、太陽自動追尾機能を持つ大型機を含む6台のソーラークッカーを展示し、調理実演の準備を行ったが、開催時刻から午後1時半頃までは時折弱い日が射すような曇り空で、残念ながら華麗な(?)ソーラークッキングの実演は困難であった。
 しかし、市長をはじめ多くの市の関係者を含む沢山の参観者に、積極的にソーラークッカーの実用性を説明することが出来た。幸いなことに午後1時半頃から天候が快晴状態となり、クッカーを日当たりの良いところへ大急ぎで移動し、閉場時間まで調理実演の効果を上げることが出来た。実演ではうずらのゆで卵やポップコーンは一部調理品が来場者に提供され、実演でポプコーンのはじける様子を目のあたりにした見物者からは、感嘆の声が上がっていた。
 今回の展示では、地球温暖化、ソーラークッカーの効用、ソーラークッカーの性能比較を示すパネル等も各種展示され、エコママさん方の活発なサービス活動と相俟って、賑やかな楽しいブースを作り出展の効果を上げることが出来た。 (不破穣一)

熱心に説明を聴く小林常良・厚木市長(中央)


紹介・談笑するカフェ内

~私たちの活動~
「夏休み子ども自然観察教室」を応援
 7月28日、29日及び8月11日、12日の延べ4回、地域の小学生を対象に「依知の自然から 地球の環境を考えよう」と題して自然環境教室を企画し、講師として応援しました。
 参加者は延べ42名で、童謡「めだかのがっこう」や、わらべうた遊び「あんたがたどこさ」などで学習会を盛上げ、また野外活動では、「見る」、「嗅ぐ」、「聞く」、「味わう」、「触る」の五感を養う目的について話し、忍者になろうと野外に向かいました。
 初日は野外観察場所として浅間神社を、二回目は長坂緑地を選び、学校からの移動途中でも気になる動植物を観察し個々の特徴などを講師とともにみんなで考えました。
 道中で見つけたカエデの実に付いている羽根の様なものは、遠くに飛び子孫を残す機能の役をする……など暑い日ざしの中を10分程度歩きました。
 浅間神社では、アオダイショウを見つけ尻尾は何処からだ、赤い舌をチョロチョロ出している場所の形は?手足がないのにどうして移動するのかな?お腹側の皮膚形状はどうかな?など 初めて触る蛇に興味深々でした。長坂緑地では、食樹上で生活するナナフシや、セミの抜け殻集めに人気があり、お父さんやお母さんに見せたいなど活動の報告を子どもなりに考えているようでした。

ロープワークに挑戦
 二日目は、野外活動のまとめ作業を机上や床に這い蹲ったりして、昆虫記や紙しばい、昆虫クイズなどを作成し、小学1年生から6年生まで全員が発表を行いました。また、実用的なロープ結びをボーイスカウトの応援を得て挑戦。その技能は全員がマスターしました。
 最後に、太陽光エネルギーを利用したソーラークッカーの実演デモで作った、ゆで卵やトウモロコシ、ジャガイモ、ウインナーなどを依知南小校長・井上桂先生といっしょに「おてんとう様に感謝」して試食しました。
 この行事は、厚木市依知南公民館の依頼により青砥航次、髙橋弘毅、狩野光子が企画、アシスタントにかながわワンダークラブの角田優子が参加しました。           (高橋弘毅)

~私たちの活動~
厚木市内全域NO2測定結果 (2008年6月実施)
  こちらをご覧下さい。

~私たちの活動~
② 荻野川で野鳥観察会
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櫻井武氏のご案内で荻野川沿いを歩く
「あっ!潜った」と誰かが言った。「あれはカイツブリです」と講師の櫻井武氏が即座におっしゃった。5月10日の荻野川の野鳥観察会の一コマです。8時30分に荻野運動公園を8名で出発しました。氏のわかりやすい解説で小雨降る荻野川の自然を楽しみました。コースは弁天橋~広町公園(「厚木荻野の里へようこそ」で検索可)の間です。羽が茶色のカイツブリは水辺の鳥でどんなところでも繁殖するということです。対岸の葦の生え際にある巣の上にいると指し示してくれました。なかなか見えませんでしたが、ちょっと動いたのでわかりました。銅座橋のところの取水堰の真ん中でカワウが羽を広げていました。「羽を広げているのは、メスにアピールしているのか、縄張りを主張しているのか、羽を乾かしているのかはわかりません」とのことでした。「カワウとウミウの違いは、・・・・・」ということでしたが、筆者には点線のところは頭に残っていません。荻野川右岸で運動公園下のところにある高さ15m位のユリノキ(百合の樹)の花が満開でした。チューリップのような形で大きさもほぼ同じ花なので「チューリップツリー」と呼ばれるそうです。そのほかいろいろ観察できました。自然観察では、鳥や草木などの名前や生態などがわかると途端に面白くなるものです。荻野川の今回のコースは自然が豊富であると教えてくれましたが納得できました。