あつぎ環境フェア出展
「環境にやさしい暮らしの提言とソーラークッキングの実践」


厚木市中央公園にて
11月4日

 厚木市主催の第1回環境フェアが行われ、私たちは“地球を守る新エネルギーエリア”に参加した。ソーラークックッキングの実践と地球温暖化防止のパネル、環境家計簿などを展示して、環境にやさしい暮らしの提言をしました。
 当日はお天気に恵まれ、電気やガスを使わないで太陽熱でクッキングしたミニクッキー、うずらのゆで卵、ハーブティーなどを多くの皆さんに試食、試飲していただきました。きっと太陽から地球に燦々と降り注いでいる熱エネルギーに気づいていただけたのではないかと思います。
 会場では3R(Reduce, Reuse, Recycle)活動を実践するエコライフ、マナーアップ、厚木の自然を見つめるコーナーがあり、全体で入場者数が1万5千人あったそうです。環境学習で出会った子どもたちと偶然の再会もあり楽しい1日でした。


ソーラーカフェにてご説明、試飲・試食

ソーラークッキング

イモも蒸けたよ!
野生動植物保全フォーラム
運営委員として参画
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厚木市文化会館にて
11月11日

 第7回野生動植物保全フォーラムが開催された。 冒頭に小林常良・厚木市長や、県環境審議会委員でもある堀江則之・県議の来賓挨拶があり、堀江県議にも討論に参加して頂いた。
 全体の参加者は約80名。神奈川県水産技術センター・内水面試験場主任研究員勝呂尚之氏による「身近な自然の保全・再生活動」の講演の後、県内各地からの5団体による実践発表があった。
また、ポスターだけの参加も多く、ポスターセッションではそれぞれのポスターの前で熱心な情報交換も行われていた。
 勝呂氏の講演は、ミヤコタナゴのような天然記念物種ではオープンにできない難しさがあること。ホトケドジョウの保護がわき水を中心にした生態系全体の保護につながる利点があること。メダカの生息環境は幅が広いことと、よく知られているので分かりやすく行政、市民協同がしやすいこと。丹沢のヤマメで本来の遺伝子を持ったものが丹沢総合調査で見つかり、復元の可能性があることなど。例に挙げた種それぞれの保護、地域の戻す活動に特質があることを実践に基づいた具体的な話で参加者に訴えるものが多く、勉強になった。共通の課題は、市民参加の大切さと行政といかに協調しながら上手にやっていくかということで改めて浮き彫りになった集まりでした。